高齢者の睡眠

高齢者の正常な睡眠の特徴を4つ

1 時間が短くなる(昼寝も含めて、6~7時間)

2 浅くなる

3 早寝早起きになる

4 目が覚めやすい

規則的な睡眠リズム(体内時計)とバランスがとれていればよい。

時間よりも、質を上げることと安定したリズムを作りましょう。

そのために、21時に寝ると4時起床で問題なく、布団の中で寝れないと心配するよりも、活動を始める方が良く、気になるのなら寝る時間を遅らせて睡眠サイクルを安定させればよい。

睡眠ホルモン(メラトニン)は太陽の光や明るい部屋で増え、また、体内時計のリセットにも光を活用することや、また、昼間は運動、趣味などで適度に疲労することで質の良い睡眠を確保することも、重要です。

ただ、病気としては、うつ病、認知症、アルコール依存症、閉塞性睡眠時間無呼吸症候群、むずむず脚症候群(セストレッグ)、レム睡眠行動障害などがあるので、必要に応じて睡眠専門外来の受診も必要になります。

寝たいときに寝る、眠れないなら眠れるまで起きていよう、という「おおらかな気持ち」で生活の工夫をしている方が、睡眠薬に頼るよりも良いとのことです。(京都府立大学 八木田教授の記事(sky7)をまとめました。)

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