京菓子 歴史
京菓子とは、江戸時代に関東で呼ばれたもの。京都では、上菓子。
それ以前は、まず、遣唐使が持ち帰った「唐菓子」。現在に伝えられているものが、清浄歓喜団。
鎌倉時代は、栄西が茶を持ち帰えり、喫茶や点心の風習。点心とは、いわゆる間食・おやつで、饅頭、羊羹、葛切り、葛饅頭などの源流になる菓子が食べられた。
室町末期、安土桃山では、南蛮菓子が伝えられて、カステラ、ボーロ、金平糖、有平糖、鶏卵素麺などが、現在にも伝わっている。
なお、上菓子は、じょうがし。唐菓子は、からくだもの。清浄歓喜団は、せいじょうかんきだん。葛切り、葛饅頭は、くずきり、くずまんじゅう。有平糖は、ありへいとう。鶏卵素麺は、けいらんそうめん。